川ちゃんのガオォー競馬

川田重幸(通称:かわちゃん)… 2011年エイトを退社するまで41年間、競馬の仕事に取り組んできた。深夜の【サタうま】で2011年12月迄9年3か月間、出演。現在、フリーで栗東トレセンに行って調教を主体に取材中。

栗東調教見学ツアーの解説を

006
追い切る前、角馬場で馬体をほぐすワールドエース

5月23日水曜

今日はダービー調教見学ツアーの皆さんに
調教解説をさせて戴きました。
坂路にずっと行ってますが、今日は前半がコースで
後半が坂路で。
忙しい調教の合い間をかいくぐって
岩田騎手、福永祐一騎手が入れ替わり会場に
駆けつけて下さいました。
短い時間でしたが、
ツアーの皆さんはトップジョッキーの生の声が聴けて
思わずニッコリ。感謝の気持ちの拍手が響き渡りました。
両ジョッキーともに能力をフルに出し切りたい意向が
ホント、伝わってきました。

朝一にワールドエースがCWで3頭併せ。
先行がダノンバラード、
2番手にウィリアムズ騎乗のトーセンホマレボシ、
一番うしろ3番手が福永祐一騎乗のワールドエース。
それぞれ2馬身ほどの間隔を取り、
直線向いて2番手→真ん中、
3番手が最内に入れて3頭が馬体を合わせる。
ラストはダノンバラードを抜いた内2頭の競り合い。
結果は併入だが、
手応えでは真ん中のトーセンホマレボシがいい。
前走がレコードで駆けた疲れも見せず、
大きなストライドが目を引いた。
ワールドエースは攻めではあまり動かない。
併入に持ち込めば、それだけでもうしめたもの。
今までは坂路で追い切ることが多かった馬が
今度はコースでビシッと追い切ってきた。
まさに本番ダービーに向けて万全の態勢をしいた。
気持ちふっくら見せる馬体もこれできっちり絞れるし、
相変わらず見栄えする。
今度も素質の高さをアピールする。

グランデッツアは池添騎乗で1馬身ほど先着。
ややオツリを残した好リズムに目を奪われたし、
馬体を大きく見せて馬っぷりがいい。
不気味だ。
トリップは前2頭を追いかけての先着。
ただ、ズバッと突き抜けるというよりは
まだ幾分ともふわっとした気性面の若さも内在か。
ベールドインパクトが藤岡佑介騎乗で終始、馬なり。
首先着してなかなか軽快。
ここにきてしっかりした腹構え。
なにかどっしり感さえ出てきた。
一発の雰囲気はある。

坂路ではゴールドシップが54秒2-39秒6-25秒8-13秒0。
僚馬ジャスタウェイに1馬身半先着。
2週前に坂路で54秒5-39秒6-12秒5。
そして先週が50秒4の坂路一番時計を叩き出した。
坂路ではそんなに走るタイプではなかったのに
この激走には正直、ビックリ。
実質的な追い切りは1週前にしっかりやって
今週は余裕残し。
実は皐月賞当時も2週前に坂路で52秒3、
1週前が芝でジャスタウェイと併せ、早い時計。
そして当週は坂路(稍重)で55秒3-39秒5-12秒5の
ラスト重点でシルクシュナイダーに半馬身先着。
こう見てくると、今週の余力残しは
前からのスケジュール通りといえそうだ。
昨日でもキリッと引き締まった中に
闘争心十分の気合を見せ、充実一途の感がした。

ディープブリランテは岩田騎乗で
51秒4-37秒5-2Fエラー12秒0を弾き出し、
完璧な数字。
中間は適度な気合で落ち着きがあり、
馬っぷりも変わりなくグッド。
折り合いさえつけば、なんらヒケを取らない。

ヒストリカルも間は開いたが、
先週が50秒8、
今週も50秒7ー37秒1ー24秒5ー12秒3。
こちらも追い上げムード。

いやー、ホント気持ちが高ぶってきますよね。
まさにウキウキ。
明日はじっくり考えて、金曜に坂路で。

では また

ダービーってホント、なにかウキウキしてきますよね

016
気合乗るゴールドシップ

5月22日火曜
調教スタンドからの帰り道、角馬場のところで
須貝尚調教師さんとバッタリ出会った。
〝緊張してきたわ〟ポツンと言った。
〝皐月賞のときはそれほどでもなかったが…。
皐月賞は知らない人が多いが、
ダービーは競馬を知らない人でも知っているから。
なにか重みが違うものね〟
私も思わず〝いいじゃありませんか、緊張できる立場にいて。
有難いことじゃありませんか?
緊張していいんですよ。
調教師を開業して4年目。若くして皐月賞を勝ち、
ダービーも勝ち負けできる馬を管理しているなんて。
そして順調にきているのがいいですよね〟
〝ホント、有難いですね…。本番までまだ数日あるが。
先週は一番時計(50秒4―13秒1)で走ったし。
調子も上がってきているようだし。
明日はジャスタウェイと併せるよ〟と、
いつものテンポいい話っぷりになってきた。
息の長い末脚から東京はベスト。
皐月賞馬というよりも、ダービー馬との印象を持っていたし。
ワールドエースとの戦いがなんとも楽しみですよね。
明日はダービー調教見学ツアーで調教解説をします。
久々に忙しいかも。

では また。

⑤メイショウに、⑰トーセンが不気味だ。

004
木曜のヒストリカル。水曜に50秒8-12秒9の好時計をマークした

5月19日土曜日
オークスをあれこれ考えていたが、
やっぱり1着は桜花賞1、2着の
⑭ジェンティルドンナ、⑨ヴィルシーナに、
フローラS勝ちの⑧ミッドサマーフェアが有力。
そこを⑨⑭の2頭に絞って。
一方、穴馬は⑤メイショウスザンナ。
それに⑰トーセンベニザクラがなんとも不気味。
1着⑨⑭→2着⑤⑧⑨⑭→3着①③⑤⑧⑨⑭⑯⑰から
グッと絞って1着⑨⑭→2着⑤⑧⑨⑭→⑤⑰。
こちらでいってみようかと。

では また。

3着馬は流れ次第で穴馬の出番も。

002
ジェントルドンナ いい馬体をしてますよね。落着きもあるし。

5月18日金曜
枠順を見ながらオースクを考えていたのですが、
今までの穴馬は
9年前のチューニー(13番人気、2着)、
4年前のエフティマイア(13番人気、2着)のように
桜花賞でかなり馬体減りした関東馬が
今度は地元で奮起するケース。
もっともエフティマイアは桜花賞(15番人気)で2着ながら
オークスでも人気がなかったのですが…。
今年はトーセンベニザクラの奮起があるか。

また、ここ2年はフローラSの上位馬が食い込んでいる。
2年前はサンテミリオン(1着同着、5番人気)
アグネスワルツ(8番人気、3着)。
昨年はピュアブリーゼ(8番人気、2着)。
ちなみに今年のフローラSは
ミッドサマーフェア→アイスフォーリス→ダイワデッセー。
ただし、1着馬は人気だし、2着馬も穴人気するかも。

もうひとつ。先行有利の流れになるか、はたまた差し馬有利か。
果たしてどんな展開になるか?
3着辺りには人気薄が突っ込んでくる要素は十分にある。
それを2頭ぐらいに絞って軽く買える馬券があるか?
まだまだじっくり考えていきたいですね。
いろいろ考えると結構、おもろいもんですよ。

では また。

ワールドエースが手いっぱいの追い切り

001
福永祐一騎手を背に負い切りに向かうワールドエース

5月17日木曜
池江寿厩舎の3頭がそれぞれの間隔に合わせて
時計を出した。。
朝一からワールドエースが福永祐一騎乗で
52秒3-38秒7-25秒1-12秒7の力走。
ミレニアムゴールドをねじ伏せて1馬身先着。
併せ馬で手一杯に追い切って順調な仕上がりを見せた。
昨日はゴールドシップが破格50秒4をマークしたが、
こちらは元々坂路ではそう動くタイプではなく、
この時計でOK。
なによりスッキリしてスラッとした体つきが
ここにきて気持ちふっくら気味にしっかりした腹構え。
この辺りがビシビシ追える要因だ。
相変わらず毛づや良くいい輝き。
この2頭の再度の対決がなんとも見ものだ。

トーセンホマレボシは京都新聞杯を勝って間がない。
今朝は58秒3-42秒9-28秒6-14秒3。
レコード勝ちの反動もなく、大きなストライドで
グイグイとパワフルに駆け上がった。

マウントシャスタも60秒2-43秒3-28秒7-14秒1。
馬なりでスイスイ軽やかなリズム。
前走敗戦のショックは全く見られない。

青葉賞2着エタンダール(藤原英厩舎)も
元気いっぱいをアピールした。
川田騎乗で52秒3-38秒4-25秒1-12秒7。
全体に時計が少しかかる馬場状態。
牡馬としてはそれほどガサはないが、
ネオザイオンを5馬身突き放して時計以上のパワー。
バランスの取れた馬体も目を引いた。

では また。
会員サイト (月800円)
川田重幸
プロフィール
神戸大学将棋部キャプテン当時、後輩から教わった競馬にどっぷり嵌っだ。 数年後大学を中退して競馬新聞に入り込み、2011年エイトを退社するまで41年間、 競馬の仕事に取り組んできた。 途中、3年間は関西テレビの昼間の競馬番組でパネラーとして出演。しばらくして深夜の【サタうま】で2011年12月迄9年3か月間、出演した。 現在、どこにも所属せず、フリーで栗東トレセンに行って調教を主体に取材中。
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